まじめなこと, 日常, 音楽教室の作り方

自宅教室 VS 店舗型教室

こんにちは。

イハラ音楽教室の伊原鉄朗です。

今回はブログっぽいこと書きます。

 

皆様のお陰様を持ちまして、次の5月でイハラ音楽教室は3周年となります。(たぶんあと3か月では潰れないでしょう…たぶん)

これもいつも応援して頂いている方々、生徒さんになって頂いた方々、演奏依頼をして頂いた方々、コンサートに来て頂いた方々、地域で繋がって頂いた方々、これまで私を成長し支えてくれた家族・友人・先輩方…

本当に多くの方の支えでやってこれたことに、感謝しております。

 

高校生でギターを始めてから20年、音楽(ギター)を仕事にしようと思いたち、今教えているこの家でギターを教わってたこともあります。

そして、この希望が丘(厳密にはさちが丘ですが)の地に来て4年、開業して3年、色々ありましたが、この地でやるべきこと、やりたいこと、次のステップが少しづつ見えてきた気がします。

その一環で、今年の目標は「誰かを応援すること」と「リズムよく生きたい」ということに焦点を当てたいなと思っています。

目標の詳細はまたにして

 

さて「応援」という意味で、これから音楽教室を独立開業したい、けどどうしたら良いかわからない方への「応援」のために、

10年間「店舗型音楽教室」に勤め、独立して3年間「自宅音楽教室」でやってきたメリットとデメリット

をお伝えしたいと思います。

会って直接指導するリアルレッスンはこのどちらかか、生徒さん宅もしくは公民館やスタジオなどを借りる出張レッスンになると思います。

(出張レッスンは今回は省きますね。ネットや動画のオンラインレッスンも今回は除外します。)

どちらも長所短所がありますので、どちらを選択するかよく考えてから独立することをお勧めします。

 

それではいきましょう


自宅教室のメリット

・家賃がかからない

・通勤時間がゼロ

・初期投資が少ない

・寝れる、風呂に入れる

・外からの目を気にしなくていい

・外出が容易に出来る

・アットホームな雰囲気

・ママが乳幼児を連れて来れる

・地域との繋がりが濃くなる

・子育てしながらが可能(今年度はまさに)

 

まず一番のメリットはお金の面ですね。

はじめはある程度自己資金で行いたい方は、固定費と初期投資が少なくて済むのは一番大きいところです。

3畳ほどのスペースと椅子、譜面台、貸し楽器があればスタートすることが可能です。

支出が少ない分、レッスンを割安にできたり、生徒さんに還元出来たりします。うちでは家賃がかからない分、時間単位では駅前教室より安く設定しています。

時間の面も、職場が家なので、無駄な通勤時間や疲れたら昼寝できたり、夏にシャワー入りたければ出来るという面は助かります。

あとは、家庭的な雰囲気はあるので、ママが下の子を連れてきやすかったり、そこからまた紹介に繋がるところは嬉しい点です。

 

では、苦労した点です。


自宅教室のデメリット

・生活と仕事場の切離しが難しい

・家族の理解が必要、レッスン部屋の確保

・住宅地だと道に人が少ない

・場所の説明がしにくい

・隣近所への音の気遣いが必要

・人の家なので新規の人は気軽に入りづらい

・他人となる新たな先生を雇いにくい

・レッスン部屋を増やすのが難しい

・待合スペースが確保しにくい

 

職場が家なので、生活感をなるべく見えないようにするのは難しいところです。

また生徒さんとはいえ、他人が毎日家の敷居をまたぐので、家族への理解は必須です。

住宅地で行う方は、近隣とのコミュニケーションはすると良いと思います、うちは始める前にあいさつ回りし、そこから入学された方もいました。

場所がわかりにくかったり、宣伝面が弱いことで、特に初めのうちは、なかなか問い合わせがなく苦労しました。本当に集まるのか、精神的にタフでないと不安でたまらなくなるところです。

生徒さんが増えた場合や前後が詰まってると、部屋の都合をつけるのも大変ですね。

 

では反対に


店舗型教室のメリット

・教室自体が広告塔

・場所が説明しやすい

・人は常に歩いている

・商店会などと繋がりやすい

・公私の区別がはっきりできる

・簡単なイベントはやりやすい

 

一番は宣伝面の恩恵を受けやすいと思います。駅に近ければ近いほど、人は四方から来るので、場所をきちんと選べば存在を知ってもらいやすくなります。

職場が完全に家と別なので、生活感は出にくいです。(そこで寝泊まりすれば別ですが)

広い1ルーム等であれば仕切れば部屋も増やすことが可能ですし、イベントなどもやりやすいかと思いますね。

一度、塾の隣の教室だった時は、バンド練習があると苦情がしょっちゅうありました。場所により音への気遣いや防音対策は自宅と同じく必要かもです。


店舗型教室のデメリット

・家賃がかかる、そして駅前は高い

・外からの目を常に気を配る

・治安の悪いところは空き巣の心配

・通勤時間がかかる

・一人だと外出しにくい

・靴のところは乳幼児連れて来にくい

 

やはり固定費がかさむところが、一番つらいところだと思います。

借りていると他人に渡った家賃は消えていくのみです。その分レッスン料を上げるか、生徒さんをより獲得しなければなりません。同業者との競争も多いと思います。

繁華街だと空き巣や酔っ払いが入ってくる心配もあります。勤めていたときに実際に入られたこともあります。

外から見えるところだと、常に気を配る必要がありますし、誰かいないと外出もしにくいかと思います。

家から近ければ良いですが、遠いと通勤する時間がかかります。

 

ということで、思いつく限り書いてみました。


まとめ

資金面と宣伝面のバランス、生活とレッスンのバランス、どちらが自分の目指したい形に近いかで、決められると良いかと思います。

自宅教室は、自宅にレッスンに使える部屋の環境がないと厳しい面もありますし、店舗を借りるとなると多額の資金が必要になるので、初期投資と運転資金を国から借りる(日本政策金融公庫)という手もあると思います。

あと生活費は、一年間、生徒さんが0人でも食えなくならないくらいの分の確保は必要かと思います。

でないと、生活が立ちいかなくなる可能性があるので、どれくらいかはそれぞれ違うと思いますが、ある程度余裕のある貯金は準備しておくと良いですね。

潰れる事業というのは、お金の支払いが滞った時点で廃業します。勢いよく始めはしたけど、続けることが難しいと思っています。「経営」とは、事業を営み、時を経ることですね。

私も常に気を引き締めていこうと思います。

 

この二つとは別に、スタジオなどを借りてレッスンされている方も多くいらっしゃいますね。

私はそれをメインでやったことがないので、多くは伝えられませんが、手軽に始める一つの手かと思います。

生徒さんが多くなってきたら店舗を借りるなどしても良いかもしれません。

 

以上、とても長くなりましたが、今までやってきた経験を踏まえ、書いてみました。

色々考えすぎて動けなくなることも良くないので、しっかり考え準備した上で、「えい」っとスタートするしかないかもしれません。

何か私がお手伝いできることがありましたら「応援」します(資金援助は今はまだ出来ないかもしれませんが(笑))ので、聞いてみたいことがありましたらお気軽にご連絡ください。

 

イハラ音楽教室 代表 伊原鉄朗

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